初めまして、僕の名前はマロンです!
僕の名前はマロン。
チャトラの男です!
2年前、KAMUITOの工房〝CREATE OBJECT〟のお庭で泣いていた僕を、オーナーは拾ってくれました。
僕のりれき
僕はそれぞれ毛色の違う四兄弟の末っ子として生まれた。
母さんの毛色は黒。父さんのことは知らないんだ。僕が生まれた時にはもう近くに住んでいなかったからね。
母さんは僕らに、狩りのやり方と生きていく術を教えてくれた。
それから6ヶ月たった頃、母さんは僕らを振り返ることもなく、どこかに行ってしまった。
兄弟たちも僕を残していなくなった。
本当は僕はもっと母さんと一緒にいたかったんだ。なぜって、僕は兄弟の中で体が一番小さかったし、狩りのやり方も熟知してなかったから。
だけど、これは僕らの世界のルールみたいなものだから仕方ない。
母さんから教わった安全な場所に身を隠し、わずかな獲物で僕のお腹は満たされることはなかった。
そんな時、迷い込んだのがオーナーのお庭だった。
オーナーは、ガリガリに痩せていた僕を、優しく介護してくれました。
今ではこんなに成長して、KAMUITOのスタッフの一員として働いています。
そんな僕の日記のようなものを、これから書いていきたいと思います。
MADE IN JAPAN
オーナーは僕を拾う数ヶ月前、日本にはMADE IN JAPANが少なすぎる!ということに気づいて、MADE IN JAPANにこだわったモノづくりをするブランド「華0糸 KAMUITO」を立ち上げました。
そして〝手のぬくもりを残しながら洗練された形〟を創造する「CREATE OBJECT」を設立しました。
元々はパリコレにも参加するようなデザイナーのオフィスで、働いていたんだって。だから、パリコレも行ったんだよ、すごいでしょ?!
コレクションの舞台がパリでも、自然と湧き出る日本らしさって、パリの人の目にも魅力的に写っていると感じたそうだよ。
だからいろんな影響を受けながらも、やっぱり自分のルーツは最も大切にするべきと思ったんだって。
そんなオーナーは、今は主に、ジュエリーのデザインと制作をスタッフと共にやっています。
造形と最終仕上げは自ら手掛けるけれど、その間の鋳造、宝石研磨などは名工の技がなくてはジュエリーが出来上がらない。日本の高い技術がものを言うんだ。
日本製というだけでなく、日本の高い技術を生かしてこそ、まさにMADE IN JAPAN!
MADE IN JAPANの技術が世界的に評価されているのは、理想に向かって努力を惜しまなかった先人たちのお陰だってオーナーが言っていました。
それに技術の中に、使い勝手や使い心地もちゃんと考えられてる。
そんな心意気、僕たちも大切にしていきたいと思っています。
僕の額にはチャトラのしるしのMマーク、正真正銘の日本猫、メイドインジャパン(??)
僕のブログを最後まで読んでくださってありがとうございます。
こらからも気張って書くから宜しくお願いします(=^・^=)