華0糸のジュエリー製作プロセス

オリジナルのテイストとフォルムを創造する

生命体やエネルギーを感じるものを題材に 手づくりの味を残しながら 洗練されたフォルムを創造することを造形のテーマとしています

ジュエリーの単体のデザインではなくトータルコーディネートを意識した企画を目指しています

そのためアトリエには 貴金属 天然石などジュエリーに関わる資料や彫金設備のほか 洋装・和装の布、洋服のシルエットを作り出す資料、設備が整っています

華0糸のジュエリー製作プロセス  

ロストワックス製法

手作業のワックス造形

手作業による様々な硬さのワックス(ろう)を削り、溶かし、彫刻を施して原型を作っていきます

3Dによるワックス造形

2次元のデザイン画をコンピューター上で3次元に構築して原型を作っていきます

ワックスからシルバーに加工

原型が出来上がったのち 専門の会社にキャスティング(鋳造)を依頼

ワックスからシルバーに生まれ変わります

地金製法

シルバーの板から成形

石枠などの直線的なデザインのものや、リングの成形などを地金製法で製作しています

華0糸のジュエリー製作プロセス   POLISH & FINISH

仕上げ方法で自在に変化するシルバー

シルバーの仕上げは高速の電動グラインダーを使用して研磨します

手作業によるものなので 出来上がりにはひとつひとつ個性が生まれてきます

造形したデザインに合わせて研磨方法を選びます

鏡面仕上げ

名前の通り 曇りのない鏡の状態まで磨き上げた仕上げです

鏡面に仕上げたシルバーは 不思議なほど発光して非常に美しいです

それはプラチナやホワイトゴールドよりも反射率が大きいからです

そのためシルバーを身に着けた時 肌のトーンが上がって見えます

マット仕上げ

落ち着いた雰囲気のつや消しとなります

鏡面仕上げと合わせることで 光沢とマットのコントラストによる表面効果がねらえます

白仕上げ

バーナーなどでシルバーに高熱を加えた後 酸につけると 表面が少しざらっとした金属なのに暖かみのある白に変化します

部分的にフチなどを鏡面に磨き シルバーの白肌に表情をつけていきます

光と白のコントラストなので 清潔感のある仕上がりとなります

黒仕上げ(いぶし)

彫刻などでできた凹凸の凹の部分に強く黒が反映して ラインの強調や立体感を出すのに効果的です

いぶすと完全に光を失いますので 凹凸の凸の部分を鏡面に磨きます

光と影の共存で 味わい深い魅力的な仕上がりとなります

石留め 

大ぶりの石を扱うことが多いので主に覆輪留めで仕上げていきます

精密な石留めなど高度な技術を必要とするデザインは 職人の方の手をお借りして仕上げていきます

QUALITY = STERLING SILVER

シルバー925を使用しています

(銀含有率92.5%の合金)